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人工毛の植毛とは

自毛植毛とよく似た植毛術に「人工毛植毛」と呼ばれるものがあります。

この人工毛植毛というのはどの様なものでしょうか?

自毛植毛は自毛をその組織毎切り取って他の場所へ移植しますが、人工毛植毛の場合は合成繊維などで作られた人工毛を皮膚に植え付けます。

人工毛植毛のメリットとしては、まず人工毛植毛では毛髪を他の場所から採取する必要がありませんので、傷跡が何処にも残らない事が上げられます。

自毛植毛の場合は自毛を組織毎切り出した部分は傷になりますので、周囲の皮膚を引き寄せるなどして傷の部分をカバーする手術も必要です。

又、自毛植毛の場合は採取出来る自毛にはおのずから限度がありますが、人工毛植毛には使用出来る毛髪の量には全く制約がありません。

もちろん毛髪の色や太さなども自由に選べますので、施術をする医師にとって人工毛植毛は自毛植毛と比べて手間が掛かりません。

但し、人工毛植毛にはいろいろな問題があります。

その第一は当然の事ですが人工毛は成長しませんね。

周囲の自毛の部分が伸びて来た場合、人工毛の部分が段になってしまいます。

ですから人工毛植毛をした場合は毛髪の状態が不自然にならない様に、頻繁に美容院や散髪屋さんに通う必要があります。

当然散髪をする場合も人工毛はカットしない様に注意する必要がありますので、美容師や理髪職人は非常に気を使うことになります。

第二に人工毛は皮膚にとっては「異物」ですので、人間の身体に備わったそれを排除しようとする力が働き、その為、人工毛植毛で増毛した毛髪は1年以内に50%以上抜け落ちてしまいます。

従って、一度人工毛植毛をすると、その後も抜け落ちた人工毛の補充する為の手術をしばしば受ける事になります。

その結果頭皮が荒れて、人工毛植毛をした部分が「感染症」になる事もあります。

人工毛植毛にはこの様な問題点がある為、現在日本のクリニックで人工毛植毛を勧める医師は少なく、ほとんどの医師は自毛植毛を勧めています。

人工毛植毛はトラブルも多いので、アメリカなどでは既に人工毛植毛を法律で禁じている州もあります。

ですから皆さんがもしこれから増毛をしたいと思うなら、安全で確実な自毛植毛をするのがベストの選択だと思います。

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